絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

JRAでダメでも大井がある! JBC3競走の注目馬

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55キロなら素直にホワイトフーガ

大井7R JBCレディスクラシック
◎5ホワイトフーガ
○8ララベル
▲7アンジュデジール
△13キンショーユキヒメ

 

前哨戦のレディスプレリュードを圧勝したクイーンマンボの回避により、にわかに混戦ムードとなったこのレース。順当にその前哨戦を2着したホワイトフーガに期待します。牝馬限定重賞ではどうしても57キロ、58キロを背負うことになりますが、それでも崩れないのが地力の証明。今回は55キロで単純にアンジュデジールララベルとの斤量差が2キロ縮まります。さきたま杯でモーニン相手に0秒8差の圧勝劇を演じており、5歳になりましたが能力減退は見られません。
相手は展開利を見込んでララベル。前走は16番枠からの先行策でしたし、デキも一息だった印象。クイーンマンボに早めに交わされる展開も厳しいものがありました。ここはハナが見込めそうですし、そうなれば吉田照哉氏の勝負服の威光(?)で、ある程度、可愛がってもらえるのではないでしょうか。

天才・御神本のノボバカラに期待

大井8R JBCスプリント
◎5ノボバカラ
○10コパノリッキー
▲1ニシケンモノノフ
△11ブルドックボス

ここは短縮ローテの2頭を上位に取りました。ノボバカラは状態一息の南部杯で好走。状態面の上積みに加え、距離もマイルよりは1200が向いています。ハナが理想ですが、1400のプロキオンSやかきつばた記念では好位に控える競馬で勝っており、融通はききそう。ニシケンモノノフがハナ主張なら番手競馬も可能でしょう。御神本騎手ならスタートを決めてくれるはずです。コパノリッキーは1600mがベストで2000mはやや長い印象。それだけに1200への短縮がプラスに出る可能性は十分。内枠だと揉まれる心配がありましたが、10番枠なら砂を被らずスムーズに追い上げることが出来るでしょう。
スプリント路線の常連、ニシケンモノノフブルドックボスを押さえに。キタサンミカヅキは、評価を下げる理由はありませんが、8番人気→7番人気ときて、今回は相手強化で人気は上がる状況だけに、期待値を考慮して軽視しました。

大井2000の外枠ならアポロケンタッキー

大井9R JBCクラシック
◎10アポロケンタッキー
○1アウォーディー
▲8サウンドトゥルー
△7グレンツェント

今日の大井競馬は稍重。良に回復するかは分かりませんが、稍重以上の施行になるでしょう。中距離交流重賞は重、不良で行われることが多かったので、上げ下げがポイントとなりそうです。馬場が回復してパフォーマンスアップが見込めるのはサウンドトゥルー。良馬場の交流重賞では馬券圏内を外しておらず、優勝した15年の東京大賞典も良馬場でした。
ただ、このサウンドトゥルーと、交流重賞での対戦成績4戦4勝なのがアウォーディーです。帝王賞は遠征帰り初戦で、状態が今ひとつでした。今回の方が明らかに状態面は上でしょう。抜け出すとソラを使う面があるので惜敗も多いですが、安定した取り口は軸としての信頼感抜群。大井2000の鬼・武豊騎乗も魅力です。
それでも本命に期待するのはアポロケンタッキー。東京2100で好成績を残している馬力型で、この馬も良馬場は歓迎のクチです。超大型馬なので内枠から器用な競馬が出来るタイプではないので、外枠が好走条件。10番枠なら文句なしでしょう。追える内田騎手とも手が合っています。山内厩舎の馬なので、休み明けよりも間隔が詰まっている方が望ましく、帝王賞よりも明らかに良い状態で臨めるでしょう。
この3頭のラインは強力とみましたが、穴なら近2走が能力負けとは思えないグレンツェントの巻き返しには一応の警戒を。