絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

米田さんが「馬券の買い方」をテーマに選んだ理由

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後悔先に立たず。

過ぎ去った日に想いを馳せる時、人生の岐路に立たされた時、大事な人を失った時──生きている以上、後悔を避けて通ることはできません。
 でも、いや、だからこそ、競馬の時ぐらい、後悔という名の魔物から解放されたいと思いませんか。  大仰な書き出しですいません(笑)。
 前作『絶対軸馬・絶対穴馬』が1411日ぶりの復活登板。そこからまだ一年しか経っていないのに再びペンを取ったのは、どうしても「馬券の買い方」というテーマを書きたいと思ったからです。

 



 コメダの周りを見渡しても、馬券売り場で周囲を見渡しても、買い方を悔いる声が次々と飛び込んできます。 「単勝にすれば良かった」「3連複なら万馬券だった」「ボックスなら当たっているのに」等々。
 買い方で後悔する最大の理由は、レースごとに買い方を変えているからです。
 そうであるならば、解決法は一つ。レースごとに買い方を変えなければ良いのです。  確かに、買い方の工夫は競馬の醍醐味であり、回収率を上げる手段の一つであることに異論はありません。
 ですが最近は、あまりにも「競馬は買い方だ!」という論調が強くなっているようにも思えます。

 同世代の仲間たちが、会社で重要なポジジョンを担ったり、育児に勤しむ年齢となりました。平日の帰宅は終電近く、休みの日は朝からゴルフ、やっと訪れた休日は終日子守りで、皆、ヘトヘトになっています。そんな彼らに、「やれ、買い目にもしっかりこだわれ」「買い目構築に手を抜くな」なんてこと、コメダはとても言えません。
 ひとときの競馬タイムは、心底、楽しんで欲しい。山本昌さんの口癖ではありませんが、「本当にオモロい」競馬を堪能して欲しい。そんな気持ちを原点に開発したのが、この『コメダ式買い目構築術 絶対フォーカス』です。

 レースごとに買い目構築を頑張ったら、上手くハマって120点の成果を得られることもあるでしょう。
 一方で、買い方にこだわったばっかりに獲り逃してしまう、0点のケースもあるはずです。
 成功失敗が入り乱れて平均80点ぐらいになるならば、最初から80点の成果が得られる買い方に固定してしまえ!というのが、本書のコンセプトです。
  80点の買い目を作るための材料は「軸の有無」と「相手の頭数」。この2つをチェックするだけで、「ベターな買い目」が導き出されるようになっています。
 これを使えば、買い目構築は30秒で終わり。劇的な時短の達成です。それでいながら、多くの方にとっては、的中率や回収率が改善されることでしょう。『コメダ式買い目構築術 絶対フォーカス』は、言うなれば“大リーグ養成ギブス”のようなもので、使っている間は自然と理に適ったフォームで投げられているからです。

 前置きが長くなりました。
 難しい話は抜きにして、まずはフローチャートを試してみてください。そして『コメダ式買い目構築術 絶対フォーカス』を活用してください。きっと、その優秀性を実感していただけるはずです。
 「こんな本、わざわざお金を出して買うんじゃなかった」なんて後悔はさせません。

 2018年、馬券の買い方のブラッシュアップをお考えのあなたへ

 編集部に許可をいただき、『絶対フォーカス 馬券で勝ち切る"コメダ式"買い目構築術』のまえがきを掲載させていただきました。ここに、米田さんが「馬券の買い方本」を作りたいと思った動機が全て詰め込まれていると思ったからです。

絶対フォーカス 馬券で勝ち切る

絶対フォーカス 馬券で勝ち切る"コメダ式"買い目構築術 (競馬王馬券攻略本シリーズ)

 

 発売から2ヶ月あまりが過ぎましたが、私どもの想像を超える大きな反響をいただいています。「馬券の買い方の固定化」という提言が、これほどまでに受け入れられたことに驚くとともに、現代競馬と買い方は切っても切れない関係にあるんだと再認識しました。
 来たる2018年。もし2017年の戦績に思い残すところがあり、何かを変えたいと考えている馬券ファンの皆様には、ぜひ、御一読いただければ幸いです。何かしら、参考になる部分があると確信しています。