絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

宝塚記念備忘録〜キタサンブラックに死角はあるのか〜

久々に備忘録を。G1出走の各馬に関して絶対軸馬研究会で話したことを備忘録的に書いておこうと思います(米田さんの見解ではないのでご注意!)。


ミッキーロケット
阪神コースでサトノダイヤモンドとのクビ差があり、コース適性は高そう。近2走とも後方組にはノーチャンスだっただけに、ゲート五分で位置を取れれば巻き返しは可能では。

ゴールドアクター
中山巧者なので阪神コースに替わるのはプラスに働きそう。実績的には2番手ですが、勢いを失っている近況から大変身なるかは疑問。横山典弘騎手の奇策はあるのか!?

スピリッツミノル
さすがに重賞未勝利の身では苦しそう。

クラリティシチー
こちらも実績的に苦戦は免れないでしょう。

シュヴァルグラン

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2017社台・サンデー出資馬検討。練り直し

昨日付の中間発表によると、ダークサファイアの16が第一希望29票、サンデースマイルⅡの16が第一希望28票、ヴァルパライソの16は第一希望こそ17票ですが、第1〜3希望の総数52票は社台RH全体で3番目。レジネッタの16はすでに第一希望40票です。
サンデーレーシングの手頃な価格帯は、第一希望でもなかなか難しそうですね。レジネッタもノヴェリストが結果を出したこともありますし、このお値段なら埋まってしまうのも納得。ヴァルパライソの16を第一希望で取りにいくしかないのでしょうか。

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プロフェッショナルでは描かれなかったオグリキャップ②

www.zetsujikuken.net

100日ぶりの2回目です。今、改めてレースを見返してみても、魂が震えますね。全ての競馬ファンに知っていただきたいスーパーホース、それがオグリキャップですね。

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涙のマイルチャンピオンシップ

 天皇賞(春)の敗戦を受けて陣営から発表されたプランとは「マイルCSへの参戦」。それは即ち、ジャパンカップへは連闘で臨むということを意味します。
 ペガサスSやNZT4歳Sでマイルの適性を示していたとはいえ、前年の有馬記念馬がマイルCSを使うのは異例のことで、当然、世論も沸騰します。「馬がかわいそうだ」「機械じゃないんだぞ」と。
 そして迎えた1989年マイルCS。オグリキャップは1枠1番、バンブーメモリーは3枠4番で単枠指定され、単勝オッズは1.3倍と4.0倍という一騎打ちムードでした。バンブーメモリーの鞍上は、天皇賞(秋)で苦杯を舐めさせれた武豊。
 オグリキャップは好位の内目という絶好のポジションでレースを進めますが、勝負どころの3、4コーナーで南井の手が激しく動きます。対照的にバンブーメモリーは外から絶好の手応えのまま4コーナーをカーブします。

 オグリキャップはそのまま最内を突きます。南井のこだわりなのか内を突くしか間に合わないのか。
 杉本清アナウンサーも「オグリキャップはまた馬群の真ん中に突っ込んでゆく」と絶叫。

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