1月17日の予想で、メイショウルーシーを注目馬に挙げた際に、
初ダートは小柄な馬体からは不安だけど、父パイロという血統からは魅力
と書いたところ、同馬は惨敗。
気になったので調べてみました。
パイロはダートだから走るのか? それとも馬格のある馬が多いからダートで走るのか?
「卵が先か鶏が先か」みたいな話ですが、早速、行ってみましょう。
データは17年1月末までです。
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パイロ産駒の初ダート
9-4-5-52 単勝回収率106% 複勝回収率89%
素晴らしいですね。ベタ買いでも100%超。これを馬体重別に見てみると
パイロ産駒の初ダート 馬体重459キロ以下
1-1-3-31 単勝回収率43% 複勝回収率81%
パイロ産駒の初ダート 馬体重460キロ以上
8-3-2-21 単勝回収率172% 複勝回収率97%
恐ろしいほど、はっきりと結果が出ました。メイショウルーシーは、買ってはいけない馬だったのです。ごめんなさい。
ダート血統でも小さい馬はダメ。ただ、これはパイロだけの特徴かもしれないので、試しにもう一頭、シニスターミニスターを見てみましょう。
シニスターミニスター産駒の初ダート
6-3-1-25 単勝回収率348% 複勝回収率139%
シニスターミニスター産駒の初ダート 馬体重459キロ以下
1-2-1-19 単勝回収率46% 複勝回収率77%
シニスターミニスター産駒の初ダート 馬体重460キロ以上
5-1-0-6 単勝回収率926% 複勝回収率257%
はい。間違いありません。小さい馬は壊滅的に好走率が下がります。
ダート血統+大きい馬+初ダート
が鉄則です。
最後におまけ。
最近、ほうぼうでダート種牡馬疑惑があるのがルーラーシップ。
一口の方も「最悪、ダートで勝ちあがれそう」なんて話をしていました。
ルーラーシップ産駒の初ダート
4-3-0-9 単勝回収率325% 複勝回収率186%
ルーラーシップ産駒の初ダート 馬体重459キロ以下
0-0-0-2 単勝回収率0% 複勝回収率0%
ルーラーシップ産駒の初ダート 馬体重460キロ以上
4-3-0-7 単勝回収率371% 複勝回収率212%
ご多分に漏れず、大きい方がいいようです。
ここから読み取れることは、「ラボーナは早くダートを使おう」ですね。違うか。