絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

単勝1倍台で「買ってはいけない○○」

競馬王3月号の山崎元さんと山崎エリカさんの対談でも触れられていましたが、競馬は他人との戦いであり、人気馬の取捨を見極めて、危険な人気馬を発掘出来るようになれば、かなり有利に戦えるはずです。
3連複馬券でも、1倍台が圏外に沈めば2、3、4番人気決着でもそれなりの配当になりますし、穴馬が絡んだ時の跳ね上がり方は破壊力満点です。
そんなわけで、2016年一年間の単勝1.0〜1.9倍の馬のデータを調べてみました。

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勝率49.7% 連対率66.7% 複勝率78.7%
単勝回収率80% 複勝回収率86%

サンプルは792レースです。複勝回収率86%はかなり優秀ですね。
問題は21.3%の4着以下に沈む馬たちをいかにみつけるか?
そこで、上記の基準値よりも5%以上、複勝率が下がるデータをピックアップしてみます。

新馬戦 複勝率72.6%
1番枠 複勝率72.0%
ダ・重 複勝率71.4%
ダ・不良 複勝率72.7%
芝1400m 複勝率62.5%
M.デムーロ 複勝率73.5%
福永祐一 複勝率57.6%

なんとなく、どれも原因はイメージ出来そうですよね。
新馬戦は不確定要素満載ですし、1番枠は包まれてしまうと着外まで沈みがちです。
馬場状態が悪い=人気の根拠となる戦歴が通用しにくいですし、芝1400mはスプリントでもマイルでもない、
いろんなメンバーが入り混じる条件です。
デムーロ騎手は出遅れリスクがありますし、福永騎手には中位人気での複穴向きという印象があります。

もちろん1年だけのデータなので、「たまたま」という可能性もありますが、
1倍台の馬が上記の条件に当てはまっていたら、爆穴狙いしてみても面白いかもしれませんよ。