絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

朝日杯FS出走馬の備忘録

今週も引き続き、G1出走の各馬に関して絶対軸馬研究会で話したことを備忘録的に書いておこうと思います(米田さんの見解ではないのでご注意!)。

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アシャカリアン
芝でさらに前進というタイプには思えず。

アメリカズカップ
2戦2勝と底を見せておらず、阪神コースも克服済み。問題はローテーションで、前走が9月で馬券に絡んだのは、過去10年で08年のセイウンワンダーのみです。

クリアザトラック
基本的にキャリア1戦組は人気なら軽視したいところ。ただ、昨年キャリア1戦でここを突き抜けたリオンディーズと同じ、角居ーデムーロのダッグなので侮れません。初戦の内容は優秀です。

サトノアレス
ベゴニア賞勝ち馬は過去10年で2勝。血統的にも筋が通っており、ここで好勝負しても何ら不思議ではありません。前走が鮮やか過ぎたので、この手替りはやや不安。

ダイイチターミナル
人気以上に頑張る馬ですが、さすがにここでは苦しそう。

タガノアシュラ
武豊騎手のG1完全制覇で注目を集めそう。デビュー戦のレコードは秀逸で潜在能力はかなり高そう。その裏返しで気性にはかなり難があり、逃げ馬が厳しい舞台で逃げなければ能力発揮が難しいというジレンマを抱えています。

ダンビュライト
デビュー前から密かに評判になっていたそう。良血らしいセンス溢れる走りですが、前走でブレスジャーニーには完敗だったので、勝ち切るまではどうか。道悪はプラス。

トラスト
前走は馬場、展開とも不向きだったので、この一戦だけでは見限れません。柴田大知騎手が阪神芝で乗れているのも魅力ですが、阪神外回りで切れ味勝負では厳しい気も。

トリリオネア
2戦連続上がり最速。ダーレーの馬だけあって血統は一流。人気薄なら拾っておきたい怖さはあります。

トーホウドミンゴ
前走は4角15番手から上がり35秒7での差し切り。切れ味勝負では分が悪いでしょう。

ビーカーリー
距離実績もなくここでは苦しそう。

ブルベアバブーン
唯一の芝経験が16頭立て16着では。

ボンセルヴィーソ
前走は展開利が大きく、ここは展開、コース適性ともに厳しそう。

ミスエルテ
1ハロン短縮、京都替わりで出遅れから直線一気。前走内容は素晴らしいもので、ここでも通用して何ら不思議ではない馬です。怪物誕生への浪漫もあります。ただ、牝馬でテンションも高めという状況を鑑みると、博打としては軽視する手も。

モンドキャンノ
過去10年で京王杯2歳Sの3着以内馬が7頭馬券に絡んでおり、主流ローテの一つ。状態面の上積みもありそう。周知の通り、課題は距離の一点。キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーだけに不安は少なくありません。

リンクスゼロ
2勝馬とはいえ弱メンのダリア賞ではあまり評価できません。

レヴァンテライオン
モンドキャンノを降して函館2歳S勝ち。その時のスピード指数93はメンバー1位です。距離に不安はありますし、最終的にはダートが主戦場になる馬かもしれませんが、人気急落なら押さえぐらいは。

レッドアンシェル
洋芝の札幌、時計勝負の京都で連勝。一線級との対決がないだけに能力面は未知数ですが、腕達者ぶりを見せつけているシュミノー騎手という点も込みで、争覇圏内の一頭だと思います。