軸を決めてヒモに流す。これはいたってスタンダードな馬券の買い方だと思います。
そこで問題になるのがヒモをどこまで流すのかという問題。
絞って一点あたりの資金を厚くするか、それとも総流しで手広く構えるか。
これは一長一短です。
絞る場合のメリット
・当たった時の払い戻しが大きい
・自分の予想がしっかり反映されている
絞る場合のデメリット
・ヒモが外れたら払い戻しがゼロになる
総流しのメリット
・ヒモ選び間違いでの不的中が無い
・超人気薄が来たら配当が跳ね上がる
総流しのデメリット
・ヒモが人気馬だと払い戻しが少ない
同じ投資金額1500円で、相手15頭に総流しだと100円しか買えないですが、相手5頭なら300円ずつ投入することが出来ます。つまり的中時の払い戻し額は3倍。その反面、相手に選ばなかった10頭が来たら外れです。
また、総流しにした場合、超人気薄が絡むと宝くじのような配当を手に出来る可能性があります。現実的には、なかなか絡まないのですが、高額配当を夢見る「ワクワク感」は得られます。
こう書くと、総流しの方が優勢に思えます。ただそうはいっても、総流しをしたものの、結局、自分がヒモに有力視した馬が絡んで「厚くいっておけば良かった」ということもしゅっちょう。結局のところ、自身の予想力、すなわち予想の精度によるところが大きいのです。
絶対軸馬研究会でのディスカッションでは、「軸馬が人気馬ならば絞る、人気薄ならば総流しも含めて手広く」を基本線にする、という結論に達しました。また、「馬連など2着の馬券は絞り、3連複など3着OKの馬券は総流しも含めて手広く」というのが基本的な考え方。詳細は、また改めて記事にしたいと思います。