買い方は固定するべき?
しばしば馬券の買い方について、絶対軸馬メンバーで議論になります。まず最初に問題となるのが、買い方を固定すべきか、レースによって買い方を変えるべきか、というテーマ。
「このレースは馬連流し」「このレースは3連単1着固定」という具合に、レースによって柔軟に買い方を変えた方がいいのか、それとも「馬連5点買い」「単複1点」という具合に買い方を決めてしまう方がいいのか?
馬券の券種を使い分ける意味
予想の精度に見合った対価を得る、という観点からは、券種を使い分けるべきでしょう。「この馬は走ればアタマ」だと予想しているのに複勝を買っていては、思惑通りにその馬が1着になったとしても、その予想に見合った対価だとはいえません。「何となく3着ぐらいなら」と思っていた人と同じ払い戻しでは納得出来ませんよね。
買い方に合ったレースを選ぶ
しかしそれでも、大多数の競馬ファンにとっては、買い方を決めた方がいいのではないかと思います。その最大の理由は、予想時間の問題です。
1日12レースしか買えなかった時代ならいざ知らず、現在のように1日36レースも買える状況で、1レース1レース予想していては、時間がいくらあっても足りません。趣味の範疇を超えてしまいます。券種の使い分けというのは、それぐらい予想に時間を割けるような、プロまたはプロに準じたレベルの人がすべき行為なのではないかと考えます。
それよりも、「36レースの中から選べる」ことを逆手にとって、自分の買い方に合ったレースを選ぶ、という発想の方が、時間的なロスがありません。
例えば「中穴の単勝勝負」と決めておけば、「明らかに勝ちそうな1番人気馬」がいるレースは、ハナから検討候補から外れます。「軸馬からのワイド5点流し」と決めておけば、軸を絞れそうにない混戦レースは検討候補から外れ、「3着は外さなそうな軸馬」がいるレースからあたりをつけていけます。
では買い方を固定する場合、どのような買い方が理想なのか? それは改めて書きたいと思います。