絶対軸馬研究会

雑誌『競馬王』で紹介された馬券理論『絶対軸馬』を研究するブログです。ブログのタイトルともなっている「絶対軸馬研究会」とは、考案者の米田氏の承認を受けて、絶対軸馬について研究しているチームです。日々の研究の成果、週末の注目馬、それ以外の競馬にまつわることなどを書いていきたいと思います。

8月12日13日の回顧 レッドルドラは距離短縮で再度狙いたい

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先週の回顧
絶対軸馬は2-0-5-6
。着外が多く、低調な結果に終わってしまいました。複勝軸馬は0-0-0-4。2頭が競走中止というアンラッキーはありましたが、非常に残念な結果です。2頭パターンは1レース発生して2、3着。唯一の絶対穴馬だった日曜小倉6Rでメイショウモウコが6番人気1着(単勝1170円)と一矢報いてくれました。
ブログでの推奨馬に関しては堅軸候補は0-0-2-2穴馬候補は1-0-0-5。6・6ホースが崩れてしまったのは残念。前出のメイショウモウコが頑張ってくれたことが救いでした。
馬券は絶対軸馬からの3連複(93倍)。米田さんが競馬王7月号で提唱されていた3連複フォーメーションを活用して、人気馬からほぼ万馬券の高配当を手にすることが出来ました。

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次走への注目馬

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プロフェッショナルでは描かれなかったオグリキャップ③ 1989年ジャパンカップ

感動の大逆転劇でマイルCSを制したオグリキャップの次なる戦いは翌週のジャパンカップ。G1を勝って連闘という前代未聞のローテーションを選択したのです。

 

www.zetsujikuken.net

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ファンが下した冷静なジャッジ

1989年11月26日東京10R、ジャパンカップ。連闘、しかも輸送を挟みながらプラスマイナスゼロの馬体重でオグリキャップは府中のパドックに姿を現します。年明け4戦は全て1番人気、それも全て1倍台の評価を受けてきたスターホースが、ドラマチックなローテーションで登場となれば、当然、ここでも1番人気に支持されそうなもの。しかし馬券ファンは冷静なジャッジを下します。単勝5.3倍の2番人気。ジャパンカップで後塵を拝したスーパークリークに1番人気の座を明け渡すことになりました。

空前のハイレベルメンバー

この年の3番人気ホークスターはオークツリーHで当時の世界レコード2分28秒8を樹立した馬、4番人気イブンベイは4連勝での参戦、5番人気アサティスは前走でイタリアG1勝ち。前年の覇者ペイザパドラーが6番人気、同年の凱旋門賞馬キャロルハウスが7番人気、そして毎日王冠でオグリキャップとハナ差の戦いを演じた春のG1連勝馬イナリワンが8番人気という並びからも、今の「名ばかりジャパンカップ」とは違い、いかに豪華なメンバーが揃っていた文字通りJAPAN CUPであったことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

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超ハイペースの消耗戦

レースは暴走気味に飛ばすイブンベイにホークスターが早めに並びかけ、レコードを上回るペースで展開していきます。3番手にホーリックス、その後ろでオグリキャップとスーパークリークが並んで追走。アメリカのダート競馬のようなサバイバルレースを抜け出したのはホーリックス。ステイヤーの宿命か、勝負ところで手が動くスーパークリークを尻目に、オグリキャップはグングンと差を縮めていき、最後はホーリックスとのマッチレースに持ち込みます。大川和彦アナウンサーの「オグリキャップ頑張れ、オグリキャップ頑張れ」という絶叫が響き渡りますが、クビ差まで追い詰めたところでゴールイン。着順掲示板には世界レコードを大幅に更新する、2.22.2の数字が刻まれていました。

 

オグリキャップ=怪物の象徴レース

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8月13日の堅軸候補、穴馬候補 連闘のケアリイカイが決める!

本日は堅軸候補が3着3着と何とか馬券圏内をキープしてくれたものの、穴馬候補が不発。想像以上に人気していた馬もいて、いろいろな意味で詰めが甘かったです。

8月13日の堅軸候補
小倉3R 3ケアリイカイ


6・6ホースに該当してる絶対軸馬。前走はKF3の穴馬候補として推奨したものの4着止まり。それでも勝ち馬から0.1秒差と新味を見せました。15番枠から今度は3番枠になるので脚もためられそう。タイムリミットの迫った3歳未勝利馬、この連闘は勝負気配満点です。

新潟3R 5ウインハイライト
こちらも6・6ホースに該当してる絶対軸馬。前走は絶対軸馬に屈したものの正攻法でクビ差の戦いを演じました。指標的な信頼度に対して、地味なプロフィールから人気妙味もありそう。3連系の軸として信頼します。

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8月13日の穴馬候補
札幌4R 7トーヨーピース
2走前に昇級点超えのKF3。強敵相手に好走を続けて、満を持しての距離短縮。強敵が外に固まった点も有利。

札幌6R 5ジュンゲル
前走太字1位で昇級点超えのKF3。1000mで良さが出ただけに、この条件を求めての連闘策に好感が持てます。

小倉6R 11メイショウモウコ
当日2〜7番人気で絶対穴馬に該当。2000mは楽ではありませんが、2走前の81は一クラス上の数字です。

重賞指数注目馬
エルムS 10モンドクラッセ
不良の大沼Sでレコード勝ち(指数96)。脚抜きの良いダートのスピード比べは望むところです。

関屋記念 1ダノンプラチナ
最高指数96は、このメンバーでは抜けた存在。鉄砲も苦にしないタイプで、人気も手頃です。